バーの謎

バーについてその他

バーで働いていると、これってバーならではの現象なのでは?と思うことがしばしばあります。

題して「バーの謎」。

記念すべき第一回(!?)は、

「バーにいるひとって若い人多くない!?」

です。もちろんここでの「若い」とは年齢の話ではなく、年齢よりも若々しい、エネルギーあふれる人が多いと言うことです。そして「バーにいるひと」としたのは、お客様も、店側の人間も共通してそういった特徴があるということですね。

 私もよく年齢より若くみられます。同業者の方々もやたらと若いです、はい。

 私は経験的にずっとそれを感じていました。よく女性のお客様が

 「シンデレラタイム(※)が〜!!」

 などとおっしゃるのを聞きます。まあそんなのは口だけで帰って寝るつもりなどさらさらないでしょうし、そういう方に限ってそれを口にするんですが苦笑

 そしてそういう人はさっぱり老けません。なんなんでしょう。

(※)正式名称お肌のシンデレラタイム。22時〜2時の間に眠ることが美肌の秘訣であるとする説。

 男性でそれを言う人はふざけて言う場合を除いてまずいませんが、それでもやはり若いんですよね。

・見た目が若い
・若者の話題もまあまあついていける(あえてそれを誇示しない点はやはり大人)
・バイタリティーがある
・翌朝はきちんと仕事に行く
・若者もそんな年長者をさしおいて大人ぶったりしない

こういった特徴のある方が男女問わず多いと思います。それも、例えばチョイ悪オヤジ(死語かしら?)とか、美魔女だとかのように、頑張ってる感じではないんですよね。
内側から迸る何かがございます。

 実はこれはバーに限ったことではなさそうなんですが、「よく遊んでいる人」は若々しいです。色々な情報や自分の知らない話や人に刺激を受け、意識が活性化しているのだと思います。

 また遊びの場合は仕事とはまた違った視点で周りからどう思われるか(端的に言えばモテるかどうか)を気にすると思いますので、身だしなみや言動、振る舞いに気を使うようになり、その結果若々しくみられることとなります。

 (仕事とはまた違った視点とはいいましたが、もちろんこれは多くの場合仕事にも好影響をもたらすはずです)

 生真面目な人が家族のことを思い毎日仕事場から家に直帰し、家庭と職場以外の世界をもたないようになると、一気に老け込むようです。特に専業主婦の方などはよく言われますね。外界との繋がりをもたない方は老けていくと。

 家庭を思ってそういうことになったのに、相手が老け込んでしまったことにより魅力を感じなくなってしまうというのは、なんて皮肉なことなんだろうと思わざるを得ません。

 高齢化社会が進むにつれて「健康寿命」も注目されるようになってきました。いかにもな健康法もよいかもしれませんが、自分自身が心身ともに活性化するような遊びの場をもっておくことはこれからの時代、とても大事なことだと思います。

 もちろんバーもそのひとつとして大変有用だと信じていますので、ぜひお気に入りのバーを見つけていただければと思います。

 うむ、結局なんだか真面目な話になってしまいましたよっと

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