基本的にはナシです。重大なマナー違反とするお店もあります。
そのお店の商品を、そのお店にお金を支払って注文してください。
しかし例外もいくつかあるので挙げてみようと思います。
※ただし初めてのお店ではやめましょう。常連だと自認できるようになってから、またはバーテンダーさんともともと知り合いという場合が無難です。
※オーセンティックバー、ホテルバーには当てはまらないことが多いと思います。
お土産
旅行や出張のお土産なら喜ばれます。バーテンダーさんに渡せば、その場にいる皆さんに分けてくれると思います。「あちらのお客様からお土産でいただきました〜」「え、どこのお土産?」と、他のお客様とのコミュニケーションのきっかけになったりもします。
そのお店にない、美味しいもの
これはお店の方針でNGであることも多いですが、 OKのパターンで多いのは、1軒目で行ったお寿司屋さんで折詰にしてもらったものや、通りすがりで買ったたこ焼きなどでしょうか。お客様同士で他のお店にご飯に行っていた2軒目に、そのお店の持ち帰り品を持ってきてくれる場合もあります。あまり大量だと困りますが、お寿司一貫、たこ焼き一個、餃子一個くらいで後はもうおつまみいらないやとなるかと言えば、それはちょっと考えにくいです。
誕生日やクリスマスのケーキ
そのお店のスタッフやお客様が誕生日だったり誕生日に近かったりするときに、ケーキでお祝いをしてあげるパターンです。メニューにケーキを置いているバーは少ないですし、置いてあることの多いカフェバーなどでも、人数分の在庫があるかどうかは微妙なところです。なのでそうした際には他所で買って持ってきても大丈夫です。ただし、ホールのケーキを切るのには相応の手間と技術が必要であること、その作業をしている間は他のオーダーに関する作業がストップすることを念頭に置いておいた方が良いでしょう。あとは人数分のお皿やフォークがない!ということもあります。
つまるところ要点は
「皆でシェアすることを前提とした食べ物」ということです。
それでも念のためバーテンダーさんに事前に確認をすればなお良いですね。人やお店によってその場では笑顔でも、内心は苦々しく思っているということもあり得ますので。
ということで、私が「その場では笑顔でも、内心は苦々しく思ってしまう」持ち込み品も挙げたいと思います。それは…
「お酒」
です。
自分やスタッフの誕生日、お店の周年などにシャンパーニュなどのお酒をお祝いにお持ちいただくことがあります。お気持ちは嬉しいのですが、やはりバーはお酒を売って利益を出しているお店なので、お客様からの持ち込み品によってお客様からの注文杯数が減ってしまうのは避けたいことなのです。
なので、お酒を持ち込むとしたら、持ち込み料を支払う旨を伝えた上で、お店に許可を取ることが望ましいです。お店側の提示した持ち込み料に納得できないのなら、持ち込みは諦めた方が良いでしょう。 ただし例外がひとつだけありまして「もの凄く貴重なボトル」で勉強になるようなものの場合は持ち込み大歓迎感謝感激ということもあります。滅多にないことではありますが。
お店側に対するお祝いの場合は、お酒をいただいて尚且つ持ち込み料も取るのは心苦しいので、お店のボトルを注文していただくのが一番ありがたいです。
以上、持ち込みについてでした!
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