お酒が飲めない、苦手な人はバーにいっちゃだめなの?

バー攻略法
Six month old baby drinking milk from a bottle with a nipple, lying on his mother's arms

バーはお酒を楽しむところ。

それについて異論はありません。

しかし、お酒が飲めない人が行ってはいけないということは全くありません。以下の記事にもあるように、バーの楽しみ方とは、「普段の生活では出会わないような何かに会う」ことです。そこにお酒が飲める飲めないは、さしたる問題ではありません。

確かにお酒が潤滑油として重要な役割を果たすことはありますが、それがなければならない理由はありません。

 もちろんお店ですから何かしらご注文いただく必要はありますが、ソフトドリンクでも良いですし、せっかくのバーですからノンアルコールカクテル(最近はモクテル、Mocktail=Mock+Cocktail=偽のカクテルとしてひとつのジャンルを確立しています)もぜひお楽しみいただきたいと思います。

 逆に飲めないにも関わらず来店していただけるというのは、バーテンダーにとっては非常にありがたく誇らしいことでもあります。バーの最大の魅力の一つはお酒ですが、それだけに依存しておらず、他の魅力があるということの証明だからです。それはおそらく「雰囲気」でしょう。内装や照明も大事ではありますが、それ以上にバーテンダーや他のお客様といった「そこにいる人」が織りなす良い雰囲気があるということだと思います。

 そして経験上、体質的な問題で全く飲めない場合(お菓子に入っているお酒で酔っ払ったり体調を崩したりするレベル)を除き、あまりお酒は得意ではないという方も、バーのお酒を体験してから飲めるようになっていくことが結構あります。

 「お酒」に対する意識が変わる方もいます。今まで自分が飲んでいたのは一体なんだったのか…これなら飲める、と。

 そうしていくうちに徐々に慣れていき、結構な度数や杯数を飲めるようになったりもします(かといってそれが偉いわけでもなんでもありませんが)。苦手意識は払拭されるでしょう。

  だからこそお酒に対して苦手意識のある方にこそバーにはいらしていただきたいですし、全く飲めないという方にも勇気を出して扉を開けていただければと思います。

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