バーにおける御法度

バーのマナー
DORTMUND, GERMANY - SEPTEMBER 07: Referee Svein Oddvar Moen shows a red card to Charlie Mulgrew of Scotland (not pictured) during the EURO 2016 Group D qualifying match between Germany and Scotland at Signal Iduna Park on September 7, 2014 in Dortmund, Germany. (Photo by Alexander Hassenstein/Bongarts/Getty Images)

バーに一定のルールは基本あってないようなものです。

以前の記事でもお伝えしました。

しかし、いついかなるときでもこれはやってはならぬ、というものもありますので紹介していこうと思います。「嫌われるお客様」に近いですが、「嫌われるお客様」の行動は他のグループのお客様がいなければ別にOKだったりすることもあります。決定的な違いは「いついかなるときも」ということです。

比較的グレーゾーン、バーテンダーのジャッジ如何によることの多い場におけるブラック認定ですから、当たり前のことばかりです。

調子に乗って吐くまで飲む

 調子に乗って、というところがポイントです。思いのほか体調が悪かったとかであれば仕方ないような気もしますが、いい大人なのですからそういう場合も早々に帰宅するべきです。

飲めない人に無理に酒を薦める

 全く飲めない人がバーにいらっしゃるケースは少ないですが、それでも人のアルコールに対する許容量は様々です。もう止めておいたほうがいいと自制する人に対して無理に飲ませようとするのは重大なマナー違反といっていいでしょう。それが女性に対してですと更に悪いです。

露骨なナンパ目的での来店

 大規模なスタンディングバーで、女性もある程度それをわかっていて来店している場合(ナンパの名所としての認知がまかり通っている店)は別として、一般にバーとして認知されているお店でそれをやるのはダメですし、成功確率も低いです。理由は次の記事に詳しく書こうと思っています。

コールを振る

 最近のワカモノにしてみたらコールってなに?という感じなのかもしれないと思っちゃったりもしますが(苦笑)、一気飲みの際のかけ声のことですね。

 うるさいのもありますが、一番ダメな要因は「幼稚な飲み方」であることだと思われます。学生ならまだしも、いい大人が学生気分や体育会系ノリを引きずったままやることも散見されます。それがたとえ30歳を越えていようが「バーに来るにはまだ早かったでちゅね…」というイタい目で見られます。ギャグでコールを振るふりをする方はたまにいますけど…まあギャグにされてしまうくらいのこととお考えください。

 ちなみに一気飲みは絶対ダメかというと、そうでもありません。ビール等の一気飲みは上のコールと変わらない見方をされますが、「ニコラシカ」のように一口で飲むことを前提としたカクテルもあります。テキーラやイエーガーマイスターなどをショットで一口で飲むこともある程度許容されるかと思います。もちろん「調子に乗って吐くまで飲む」「飲めない人に無理に薦める」に該当しないというのが前提ではあります。そしてお店によってはそれでも眉をひそめられることがあるので、それが大丈夫なお店かどうかは事前に確認すべきです。

大声や暴力を伴う喧嘩

 喧嘩そのものは実はそんなに悪いことだとは思っていません。もちろん他のお客様に迷惑をかけない範囲内で。※むしろ喧嘩してると他のお客様の気分を害するより先に「なんだなんだ??」と好奇の目で見られることがほとんどなのでやはりあまりオススメできるものではありません。

 その話に関わる人達だけがいる状況であれば納得いくまで、あるいはバーテンダーがその辺にしておきなさいと思うまで喧嘩させる場合もあります。

 しかしこれが大声でとなると全く話は変わってきます。声を荒げるというのは理性的に話ができていない証拠です。しかもお酒が入っているから尚更です。それ以上続けてもなんのメリットも生まないのですぐにバーテンダーに制止されるでしょう。

 暴力に関しては説明の必要はないでしょう。最悪警察を呼ばれお縄になることもあります。バーは分別ある大人が行くところ。または分別ある大人でありたい人間が行くところです。

以上、御法度!でした!!
これをやってしまうと一発レッド、やんわり退場処分、出場停止(しばらく、もしくは永遠に来店お控えください)、という可能性もありますので本当にご注意ください!!

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